1月3日スーダンからここエチオピアに入国した。予想していた悪路ではなく、比較的楽な入国であった。それでもスーダンのハルツームからここゴンダールまでは3日間。予想より一日早かっただけ。
エチオピアに入ると何もかもが変わった・・・
見慣れた砂漠はなくなり、乾燥しているが山々が連なる美しい景色となった。
一番の変化は(!?)オネーチャンがアフリカで一番きれいなことだ。どこを向いてもかわいいかわいい・・・
ある日、宿にいた女の子を眺めながら、あの子きれいだよなあとつぶやくと、こりゃまたその手の宿で、隣にいた男が「ああ?寝たいの?600円だよ」と言ってきた。Oh no!!
なぜか日よけの傘をさしている人が多い(なぜか黒のこうもり傘)。老人も子供も皆手足がガリガリ。十字架を持った人、黄色い布を纏った司祭をよく見かけるようになる。ムスリムが劇的に減る、などなど変化をあげたらきりがない。
ネスカフェは終わり、ここはコーヒーの生まれた国!町中いたるところにカフェカフェカフェ。イタリアに占領されていたおかげでエスプレーーッソ!マキアアアト!
うめえ!かぁーっ!
食べ物は順エチオピア製。すーーーっぱい、パンケーキみたいなインジェラといわれるパンの上にソースをかけて食べる。これもなかなかいけてる。
なぜこれほどまでに独特な文化があるのか、それはこの国がアフリカでは希な(ブラックアフリカではこのエチオピアとリベリアのみ)、今だかつて植民地支配されていない国だからだと思う。
ここは誇り高き国、かつてのアフリカのリーダー、歴史も深く見所満載。そして、地球を貫くGreat rift valleyがあり、人類が生まれた場所。
ヨーロッパ的なお城があるゴンダールという町で、特に何をするわけでもなく、7日間ボケーッとしていた。僕は人を待っていた。そしてその人は来た。
日本から続いた半年に及ぶ一人旅は終わった。もう100%孤独でもなければ100%自由でもない。これから先は彼女と一緒の2人旅となる。
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