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01.誇り高きエチオピア
02.シミエン国立公園
03.入院!
04.悪の巣窟、ナイロビへ
05.おれたちゃマサイ!
06.赤道直下のケニア山
07.アフリカ大陸最高峰へ
08.アウトドアグッズマニア
09.偽札発見!悪徳ガイドにリベンジ
10.楽園
11.マリンディの悪夢・・・
12.悪の巣窟で停滞
13.密猟者が潜む山
14.ナイル川でラフティング
15.深夜の訪問者
16.黒人のホビット、ピグミーに会う
17.何を求めていたんだろう
18.大虐殺記念館
19.コンゴに行きたい!
20.内戦に遭遇

 
 
 
 

4. East Africa
mail_01 / 10th,JAN,2003 @ Gondar : ETIOPIA
誇り高きエチオピア

 

1月3日スーダンからここエチオピアに入国した。予想していた悪路ではなく、比較的楽な入国であった。それでもスーダンのハルツームからここゴンダールまでは3日間。予想より一日早かっただけ。
エチオピアに入ると何もかもが変わった・・・
見慣れた砂漠はなくなり、乾燥しているが山々が連なる美しい景色となった。
一番の変化は(!?)オネーチャンがアフリカで一番きれいなことだ。どこを向いてもかわいいかわいい・・・
ある日、宿にいた女の子を眺めながら、あの子きれいだよなあとつぶやくと、こりゃまたその手の宿で、隣にいた男が「ああ?寝たいの?600円だよ」と言ってきた。Oh no!!

なぜか日よけの傘をさしている人が多い(なぜか黒のこうもり傘)。老人も子供も皆手足がガリガリ。十字架を持った人、黄色い布を纏った司祭をよく見かけるようになる。ムスリムが劇的に減る、などなど変化をあげたらきりがない。
ネスカフェは終わり、ここはコーヒーの生まれた国!町中いたるところにカフェカフェカフェ。イタリアに占領されていたおかげでエスプレーーッソ!マキアアアト!
うめえ!かぁーっ!
食べ物は順エチオピア製。すーーーっぱい、パンケーキみたいなインジェラといわれるパンの上にソースをかけて食べる。これもなかなかいけてる。

なぜこれほどまでに独特な文化があるのか、それはこの国がアフリカでは希な(ブラックアフリカではこのエチオピアとリベリアのみ)、今だかつて植民地支配されていない国だからだと思う。
ここは誇り高き国、かつてのアフリカのリーダー、歴史も深く見所満載。そして、地球を貫くGreat rift valleyがあり、人類が生まれた場所。

ヨーロッパ的なお城があるゴンダールという町で、特に何をするわけでもなく、7日間ボケーッとしていた。僕は人を待っていた。そしてその人は来た。
日本から続いた半年に及ぶ一人旅は終わった。もう100%孤独でもなければ100%自由でもない。これから先は彼女と一緒の2人旅となる。

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