2006 Spring
@4月11日
昨日思ったことを、メモした。
『想像する幸福』
僕らはデジタルライフに生きている。
帰ったら、今日はあれしてこれやって、といつも何かに追われている。
ホームページを更新しなくちゃとか、メールを送らなきゃとか、暇があったらビデオを見ようとか、最近そんなんばっかで正しい時の過ごし方をすっかり忘れてしまったみたい。
昨日も今日も雨がざーざー降っている。そんな日は何もしないで、雨音を聞きながら読書でもすればいいのだ。 古い本を引っ張り出したり、アルバムを見たり、調べ物をしたり、友人に手紙を書いてみたり、まだ見ぬ国を想像したり。
インターネットは常にオンライン。調べたいものもすぐ見つかる。だから想像して、仮定して考える楽しみを失ってしまった。
ちょっとデジタルから離れて、想像する幸福を思い出そう。
@4月24日
春の立山に行ってきた。
前日に雪が降った、オープン初日。もうさいっこうだった。
積雪6m。地形も変わってた。4回目の立山だけど、春は春の楽しみ方があるな。春も冬も、両方知ってこそ、だねって思った。
それはそうと、夜でも家の中で暖房がいらない温度になってきた。
そして春を象徴する、出来事が起きた!
虫が冬眠から目覚めたのだ。
それもただの冬眠ではない・・・
我が家にはいろいろな虫がいる。
ゴキブリとハエ以外の虫は大抵の場合ほおっておく。
「くもは虫食ってくれるからほっておこうって具合に・・・」
今日は小さいカミキリ虫を数匹見かけた。これもほっておいた。
居間には去年つくった机が置いてある。去年の春、製材屋からヒノキの一枚板を1,000円で購入してつくったものだ。
暫くして、テレビを見ながらふとその机に目をやると、同じカミキリムシが3匹も同時に歩いている。
「ん!」
こりゃおかしい、まさか机から出てきたの!
と思ったら案の定、机には10個以上の穴が空いていた。今まさにもぞもぞと出てきそうな虫までいる。あわてて机を外に出した。
一年前からずっとここに住んでたんだな〜。おれが机をつくる前からの先客。
うーん虫はたくましい。
3匹は捕獲。でも穴は10個以上あったわけだし・・・
俺の家は食ってくれるなよ〜
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