自分の中ではすっかりお馴染みとなった、西丹沢へ。
丹沢といえば、大山などの表でなくて、裏の西丹沢を指すと言っても過言ではないくらい、近年はこの西丹沢に来ることが多い。
今回は友人をたくさん誘っての山行となった。
西丹沢自然教室から、標高1,000mをアップして檜洞丸へ。
そこから犬越路を経由する周回コース。
林の中を通って、広葉樹の美しい森へ。
すこーしずつ、木々たちは紅葉しはじめていた。
ゴーラ沢を渡り、そこからはズコーーーンと一気に標高を上げる。
普段なら、なかなかしんどい登りだが、おしゃべりをしていたらあっという間に登りが終わってしまった気がする。
頂上のブナたちはすっかり紅葉していた。中にはすべての葉っぱを落としてしまった気の早い輩もいる。
険しい下りも何のその、谷から吹いてくる風の気持ちいいこと!
稜線を上り、下り、上り、下り。テクテクてくてく・・・下草が小気味よく生えた森には、ブナの王様がいっぱい。
階段も、梯子も、そして多数の鎖場があり、本当に多彩きわまりないコース。西丹沢は表情ゆたかだなあ。
犬越路に着いたころにはすっかり夕方。今日歩いてきたロングトレイルを振り返り、感慨深くもご満悦。