8月2日。
飯豊山から帰宅して、中二日の休憩(というか平日仕事・・・)で札幌へと飛んだ。クレイジー。
ファストパッキングシリーズの最終章は北海道の大雪山。
十勝岳まで行こうぜ!と思っていたらまさかの富良野岳までだった。さすが弘樹・・・・
1999年に日本を自転車で周っているときに、富良野のキャンプ場に自転車をデポして大雪山からトムラウシを目指した。猛烈な悪天候で神様に無事を祈りながら敗退となったのが思い出される。
同じように旭岳ロープウェイの下から湿原を通って旭岳山頂を目指した。
あれから歳をだいぶ重ねたのに今のほうが体力も経験もあり、速度も早く安定感があるのだからつくづく不思議だなあと思う。
眼下には大絶景が広がる。
皆口々に「日本じゃないなあ!」と言うんだけど天邪鬼な自分は「これが日本なんだよ!日本は多様で素敵なんだよ!」と心のなかで何度も唱える。
天気がわかんないから進めるうちに多少暗くなっても進んでおくことがリスク回避だ、という持論に従い(笑)。なんと初日にトムラウシまで進んでしまった。ちょっとやり過ぎ感・・・・ただ、アップダウンが少なくてファストパッキングに適した山だなあと思った。
翌日も持論に従い(笑)前の日に貯金があるからといって手は抜かない。十勝岳を悠々とパスして上ホロ避難小屋まで。
爆風にやられ、ヒグマにビクつき、夜中に小屋に避難した。チキンだけど、ツェルト安心感がない〜・・・
貯金が見事にハマり、最終日はサクッと富良野岳まで。下山することに雨がぱらついた。
トレイルランナーでもあり長年の友人である石川弘樹。とにかく脱帽モノの山を愛するピュアボーイ(おじさん)
ややブラックなところが垣間見れる(そこが好き)同い年のヒマラヤハイカー根津さん。
そしてメディアを立ち上げ先見の明を持ちつつ、経営者や編集長でありながらもいつも真摯な松田さん。
青年の時の旅ではなくなり、みんなアラフォーなおじさん4人となった濃密な4回旅シリーズは本当に幸福な時間だったと思う。わがままな企画に付き合ってくれて感謝しかない。またどっか行きたいね!
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https://mag.onyourmark.jp/2015/09/fastpacking_daisetsuzan/81743