行き方
キューバまでの道は今回は17時台に成田を出るトロント経由の同日夜着。帰りは朝の8:20に出て、翌日15:50着。行きはトロントでは乗り換え時間が2時間を切っているので、時間のロスもない。一応カナダに入国することになるが、トランジットエリア内なのでシンプル。今回の料金は16.5万円。キャンセルが3万円だったので、エアカナダのサイトから直接買った。
トロントまでは混んでいたが、トロントからハバナまでは小さい飛行機なのに空いていた。3.5時間と近い。復路は満席。
ビザなど
ツーリストカードを日本のキューバ領事館で取得したが(即日で2000円ほど)、カナダ航空の機内で配られたものに手書きしたら普通に使えた。旅行保険の証明書も必要で入国審査時に聞かれた。これはクレジットカード会社に電話すると1週間ほどで英語の証明書を無料で発行してくれた。
宿泊
ホテルはドイツ系のホテルサイトで1日目だけ予約したが(hotels.info)、空港でも斡旋してくれるみたいだった。遅くても国設のツーリストインフォがあいている。市内まではタクシーで25CUC(1CUC=1USドル)。市内からの戻りは15だった。おそらく10でも探せばある。23:00にホテルについても夜型なので大丈夫だし、ピザスタンドとかは普通にやっている。
宿はホテルは割高で30くらいから。民宿が流行っていてどこにでもある。ロンリープラネットに載っているような民宿は20からで、満室も多い。ただ、基本的にすぐ仲良しの宿を紹介してくれるので困らない。何度か泊まった感じだと、日本人だからなのか、やはり気を使ってしまってホテルの方がよっぽど楽だと思った。人の家なので、部屋以外でだらけられないし、夜中に帰ると悪いなと思ってしまったり、早朝もしかりで。
両替
両替に有効な通貨はユーロとカナダドルということだったが、二回の両替でロスもあるので、日本円から直接変えてしまった方が良い。レートはたいして良くなく、100円で5円ほどロスがある。この辺は割り切るしかないかと。保険としてのカナダドルも一応持っていった。地方のホテルなどで両替できた。
21:30に空港に着くのだが、両替は可能でぼられることもない。市内の方が少しだけレートが良かった。
戻すのはUSドルかカナダドルへとのことで、USドルにしたらかなりレートが良かった。交換しすぎても安心。とにかく両替は混んでいるので、回数は少なく、ホテルなどの方が並ばなくて良い。
通貨と物価
お金がとてもわかりにくいのがキューバの特徴。外国人専用マネーと現地マネーが混在する。これは外貨獲得の国の政策なので、諦めて従うこと。ただ、現地の人の生活に入れないわけではないし、あえて現地通貨に両替する必要はない。
いわゆる現地通貨がある国でドル紙幣が使えるようなもので、1USDと1CUC(クックで通じる)と25ペソが同等。例えば5ペソのピザは、1CUCで払うと20ペソのお釣りがくる。大きい紙幣と考えれば良いし、地元の人が使っているお店やカフェスタンドも普通に使えば安い。CUCしかないと単位が大きいので、ちょいちょい端数を切られたりでぼられるので、地元ペソで無言で払ったりすれば自転車タクシーは5ペソ(25円)だし、バイクタクシーは10ペソだし、コーヒーは1ペソと安い。ただ、基本的には短期で旅行するならCUC尽くしになるので、物価は非常に高く感じる。長距離バスは25-50CUC、民宿も20-30、レストランは5といった具合に。日本よりは安いけど、張り切って観光すると1日1万円くらいかかると思う。
移動
バスは恐ろしいほど便が少ない。1日1便とかざら。ただ、おそらくバスも外人や裕福な層専用の特別バスしか乗れないのだと思う。でも地元のバスに乗る猛者もいるだろうな。ネットからも予約できるが、1週間前しかできないので、基本的にはバス停に出発の1時間前に行って買うしかない。飛行機もあるけど、これも直前の便は出てこないし、現地の窓口で買うのがシンプルなのだろうけど、窓口は少ないし空港は遠いし、まぁ不便。旅人にはとても不便な国だけど、ちょっと前の旅行ってこうだったなぁ〜と割り切ると良いかもしれない。
そして実は白タクがあり、3人集まればバスより安く、2/3の時間で目的地まで行ける。バス停などで声をかけられるし、人数がいるならかければ良い。
インターネット
ないと思った方が気が楽。電話局みたいなところで、インターネットカードが4.5で買えて、1時間使える。そこのデスクトップでも繋げるし、Wi-Fiと書かれた場所で番号を入れれば時間単位で使えて便利なのだが、そのWi-Fiという場所がほぼない。しかも時間単位と書いてあるのに細かく繋いでも3回くらい使うと終了。バラクアでは町が小さくていくつか目にしたし使えたのだが、第二の都市のサンティアゴで皆無。一番の高級ホテルで2時間12CUC。ハバナでは高級ホテルでできるが1時間7とか8CUC。ハバナで上記カードで繋げるのはパークホテル。電話局で買うカードが使えるが、ホテルで買うと8とほぼ2倍の価格になっている。
社会主義なので、外部の羨ましい情報が国民にあまり知られないように統制されているわけだ。スマートフォンを持っている現地の人も多いが、ネットは繋がないらしい。
お土産
空港が相当豊富。カスマムゲートをくぐったらお酒もタバコも買えるし、中に両替所もあるので出国前にお金を戻せる。