カサデトローバ

国立公園に一緒に行ったドイツ人の子たちに21:00からカサデトローバでライブが聞けるから会おうよ!と言われたのでノコノコと出かけていくと、すでに彼女たちはいなく。でも、ローカルがミュージックをやっている外でただ聞きして、踊ってる。いい雰囲気。ラテンというか、カリブだな~と思った。

人がいないオフシーズンでこんな盛り上がりだからオンシーズンはさぞかしすごいんだろうなぁ。ジゴロたちもたくさん集まってきていた。そこはオフシーズンならではで、イケメンのジゴロくんはバディーを見つけられるのだけれど、サルサは上手いが顔はイマイチなアンドロくん(25歳)は見つけられなくて、仕方なく俺に絡んでくるわけで。名前は何?から始まって、いやー、馴れ馴れしいこと半端ない(笑)

「タク!いいか、今日からベストフレンドだ!えーっと、ビア飲みたいんだけど、100円奢ってくれる?」
はい、どうぞどうぞ。カモられることも楽しめるようになってきたアンドロくんより10歳以上年上のワタクシ。

「タク!今日からブラザーだ!えーっと、ラム買ってくれないかなー(100円)」
はいはい。いいよー。財布には3,000円くらいしか入っていないので、これもバーターだな~と大人なワタクシ。

「タク!踊りを教えよう。チャチャチャ、だ。ワンツースリー!チャチャチャアア。そうそうもう踊れるよ!えーっと、タバコ吸いたいんだよ(100円)」
はいはい。どうぞ~。

その後、違うジャズバー的なところに連れて行かれ。彼はそこでのナンパも失敗したので、仕方なくビアを奢ってくれるワタクシに絡んでくるわけで。最終手段らしい、ロンプラにも載っている、丘の上のディスコに連れて行かれる。ここも、こいつがいなかったらすでにホテルで寝てるなー。ほどよいバーターだ〜。
そして、そのディスコで次なるイタリア人のカモが見つかったので、ビーチに飲み行くぞー!と車で連れだされるワタクシ・・・・
このまま拉致られてなにかあったらどうしようと思う午前2:00。ま、酔ったふりしてまだ酔ってないからいざとなったら猛ダッシュで逃げるか、と成り行きに任せてみることに。すると着いたのはビーチじゃなくて砂利だらけの川。そこで携帯から音楽流して、ビアを飲むだけ。キューバ平和だ〜・・・・

そして3:00。フライドチキン屋に連れて行かれて。
「タク!ハラ減ったよ!チキン食いたい!皆の奢ってくれ!(1,000円、エスカレートしてきた)」
俺も腹減ったからいいよ!食おう!

チキン来る。でも皆が食って食えず、ボウズなワタクシ。
最後はホテルに送ってくよ!と別カモのイタリア人のレンタカーにて無事にホテルにドロップされて終了。すでに朝4:00。翌朝はラムが効きすぎて、起きたら断片的な記憶とひどい頭痛な9:00AM。

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