九州トリップ

去年は小豆島、一昨年は四国、そして今年のGWは九州へ。たぶん、北と東はかなり行き尽くした感があるので、西に意識が向いている。

羽田から長崎へ。平和記念公園も二度目なので以前ほど感慨がないが、それでもウルっとくる場所。

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街は中心街はとてもコンパクトで、景観が良くて、それでいてちょっと離れれば山も海も本当に綺麗で。こんなところに住むのもいいよなー、とシミジミと思う。

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夜は嫁さんの友人宅に行き、長崎はさっくりと終了。

2日目は天草の途中で諫早に寄り、自分の中では負の建造物である堤防を見てみた。実際の目で見るのと、メディアを通すのでは随分と印象が異なる。7キロに渡って堤防道路ができていて、右と左で水位が違う。規模感も技術的にもすごいことなのだろうけど、2500億円かけて、どれだけの農地を作ったというのだ?しかもこの時代はもはや農地は余っているだろうに。相当な無駄をした挙句、住民に亀裂しか産んでいない。

そのまま島原から上がり、雲仙普賢岳へ。地獄めぐりがかなりの観光地で意外だった。1991年から5年かけて吹き出した溶岩で出来た平成新山は火山好きとしては、それこそ実際に見るに値する。

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そこから口之津まで行き、カーフェリーにて天草へ!30分くらいの船のたび、のどか〜。

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ものすごい田舎かと思っていたのだが、いたるところに集落があり、それぞれの規模もそこそこだし、コンビニもスーパーもあって、それがとても予想外だった。
この日からキャンプ生活で、静かな白岩崎キャンプへ。夕日がもちろん美しい。

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3日目
天草の教会群を反時計回りで周る。
大江天主堂や崎津教会。

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五島列島のようにかつての隠れキリシタンが建てたものかと思いきや、昭和に入ってから堂々と建てられたものらしかった。それにしても、あまり僻地ではない。集落がしっかりしてるなー、と思っていたら、地元の方が空き家ばかりで、魚ももう獲れないし若者はどんどんいなくなっているという悲しいお話。日本全国でそんな話を聞くのだけれど、20年、30年後はこれらの地方はどうなって行くんだろう。朽ち果てて誰も住んでない家だらけのゴーストタウンだらけになるのではないだろうか?それも時代の流れなのだろうか?

そんなことを考えながら、天草から熊本へと向かう道路を走ると対向車面は大渋滞。少なくとも観光地としてはかなり賑わっている模様。

熊本市内はスルーして、一路阿蘇へ。ここでは、いこいの村キャンプ場に3泊。

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夕日に赤く染まる阿蘇山と田んぼのコントラストが美しかった〜。

4日目
念願の阿蘇山へ。仙酔峡から中岳、そして高岳へ。かなりがれている山で、斜面がスライドしてごっそりなくなっているところが多々ある。何が原因なのか?
阿蘇山はカルデラの中にあり、山頂から周囲を取り囲む外輪山が見れて、そして外輪山の中にすっぽりと街や農地があり、それはそれで不思議なロケーションだなぁと思った。かつて、タンザニアのンゴロンゴロクレーターにも行ったけれど、たとえれば、あの中に町がある感じなのだ。
そして、ここも思ったより栄えていて、コンビニはもちろん、ヤマダ電機や教習所まであり、普通にこの外輪山の中で生活できることが面白かった。
どこに行くにも、戻ってくるにも外輪山を越えなければいけないわけで。不思議なことこの上ない。この中に住むことに、昔の人は疑問や懸念を抱かなかったのだろうか?

中岳からはとにかく煙がモクモク。拡声器からの注意歓喜や、避難シェルター?のようなものがあったり、活火山感が半端ない。高岳から仙酔峡に直で降りるルートをとったが、これがかなりの急斜面と悪路で、子どもを背負っている身としては若干ドキドキしたのであった。

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5日目
これまたかねてから行ってみたかった高千穂へ。熊本を抜けて宮崎へ、意外と距離があった。

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断崖の下に美しい渓谷が広がる場所で、切り取った写真は日本ではないみたい。いや、むしろ日本ならではの美か?
ただ、神秘的という言葉とは程遠い観光客がワサワサいる場所で、思い描いていた場所とのギャップがすごい。

南阿蘇へ戻り、友人オススメのラクダ山という鶏肉料理を食し、水源地の白水に行き、終了。いろいろと観光資源がまとまってて、いいとこだなー、阿蘇。そしてその景観が、どこをとっても絵になる。

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6日目
早起きしてやまなみハイウェイを大分方面へ。牧ノ戸峠から久住山へ。適度に起伏があって、でも牧歌的な緩やかなコース。2時間ほどで山頂へ。
久重連山というように、山々が連なっていて幾つもコースをとれそうだった。こんな気軽でこの景色、いいところである。

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ただ、霜柱が立つほどの冷え込みで、新緑はまだずっと先。グリーンシーズンや紅葉の時期はさぞかし綺麗だろうな〜とも思ったのであった。

オシャレエリア?の由布院を経由し、共同湯に浸かり別府へ。それにしてもどの温泉にも家族風呂の案内。九州では家族で温泉に浸かるのがスタンダードなのだろうか?

7日目
宿を鉄輪にとったので、朝から共同湯入りながらの散策。どこもかしこからも湯けむりが上がっててユニークな街だ。

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足湯だけでなく、足を蒸らす設備や、熱い岩に足を置く岩湯もあって、まるでアミューズメントパークにいるみたい。

最後は駅前の竹瓦温泉で〆(といっても暑すぎて10秒くらいしか入れなかったけれど)、国東半島から飛行機で飛び立ち、九州旅は終わりとなった。

西にはまだまだ未知の面白い土地と文化が残ってるな〜と感じた一週間だった。

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通勤電車のiPhoneから全て投稿したので指が疲れた〜。誤字脱字だらけと文章がメール風か?

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