Runnetのトレラン部門で人気No.1になった神流のトレイルランニングレースが去年から気になって、今年は真也とペアで50kmの部門にエントリー。今年仲良くさせてもらったランナーの方々も多数出走していたり、Twitterで知り合った方やInstagramで知り合った方々などと会うことができて、何かとうれしかった。
あまりの人気と、参加者を増やしてしまったためか、町自体が参加者を収容できなくなり、楽しみにしていた民泊が高校の合宿所みたいなところになってしまったのは誠に残念。宿泊所 = 前夜祭の席割りだったので、どちらも男祭りとなってしまったのもこれまた残念・・・
朝6:00、暗い中50kmの部がスタートした。ペアのトレランは初めてなんだけど、パートナーと基本的には離れてはいけないので、ペースがあわないと大変。我々は走力は一緒だと思うんだけど、ペースが合わないねとは終わってからの結論であり、後の祭りだった。
前半飛ばし型の俺は、20kmくらいまではとにかく退屈で待つことしかり。50kmなんてたいしたことない、という自惚れた心と、基本ラン嫌いのためほとんどトレーニングもしてないのに大丈夫と思っていた傲った心もだめだった。何も気にすることなく、下りの足運びも余裕とくくって慎重になることもなく遊んでしまった。時に速く走ってみたり、無理してみたり。だからこんなふざけた写真ばっかりだったりなのだけど(笑)
するとどうしたことか、30km付近から3年ぶりに膝が強烈に痛み出してしまったのだ。。。そして、ここからがパートナー真也の本領発揮区間。30kmのウォーミングアップを経て、調子が良くなり、むしろ前半より速くなる。そう、彼は完全な後半型。もはや膝が壊れてしまったワタクシは満足に下ることも走ることもできずに、ううっと唸りながらびっこを引いている状態。前半の余裕も反省しきりの足手まとい野郎と化したのだった。
関門もギリギリ、そしてゴールも制限10時間のところ9時間台となり、タイム的にはだめだめだった。でも久しぶりに、「関門に間に合わない、やばい!いそげー!」という状況は新鮮だった。
コース自体は、予想以上に林道が長くて多い。思っていたよりも急峻な地形。トレイルそのものは感激ではなかったものの、季節とのマッチングがこのトレイルを総合的にすごいものにしている。とにかく紅葉があまりにもキレイだった。ブナ系の黄色い紅葉がメインなのだけど、こんなにキレイな紅葉が永遠と続くのはちょっと記憶にないかも、と思ったほど。2年分の紅葉をたった1日で体験したような、それはそれは素晴らしかった。
今回はとにかく反省。練習をしない者、レースなんかに出るべからずだ。。。
現在、走ってから2週間後に、これを書いていて、当時思っていたほど膝の状態はひどくなく回復してきたのだけれども、夏以来痛めている足底筋膜炎が治らない。走ると痛いスパイラルに突入してまったく走れていない。なので、来週末に迫ってしまった武田の杜に出るべきか否か、考える日々なのだ・・・