小川山・廻り目平に行ってきた。
カラマツの紅葉が本当に素晴らしい。
川の側にテントを張り、夜は焚き火をしてご飯をつくった。
3時間で薪がかれ、寒くなってきたので8時には寝てしまうことになった。
トイレに行きたいな〜、でも寒いし怖いからやだな、と寝袋の中でぐだぐだしている内に朝はきた。
そう、夜は怖いんです。イランとか、パキスタンとかトルコの荒野で散々一人でテントで野宿をしていたときもあるっていうのに、久しぶりの野外の夜と闇は本当に怖い。
要は慣れの問題なんだけど、そもそも的に根が臆病だから、人の気配がしない夜の自然は苦手だ。それも久しぶりになればなるほど。
甘っちょろくなっちゃって、本当にいやだなあ〜としみじみと思った。
こんな時は、アラスカのデナリでの夜を思い出す。あのときも夜の闇と静けさがなんだかとても怖かった。でも、10日間も一人でキャンプをしていたら、なんてことはないと感じるようになった。むしろ怖さより興味のほうが勝ってくる、そんな分岐点があった。
ということで、たまには一人で自然に行かねば、としみじみと思ったわけで。
翌日はマイナーな小川山山頂への往復3時間半のスピードハイク。
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久しぶりの長い冬眠は今日にて終わり、明日から新しい生活が始まる。