Google でベネズエラといれて最初に出る候補が治安(その次は美人と国旗が続く)である。殺人事件は年間1万5千件、国民3000万人に対し出回っている拳銃は1700万丁。特にカラカスと空港が危険レベル2。空港が危険ってどんなギャグだよと思ってしまうんだが、同行するテラが調べまくってきて、飛行機でいろいろ聞かされて不安が伝播した。タクシー乗るとドライバーが銃持ってて襲われることもあるとか、安全と言われてる大使館地区でも人が殺されたりとか、バス停が危なすぎてタクシーも行ってくれないとか。とにかく毎月600件とか殺人事件が起こってるのでテロとか紛争地帯かよって感じ。ファイナンシャルタイムに世界で一番治..... Read the rest
Road to Roraima #01 ギアナ高地へ
行きたいと願い続ければ何処へだっていくことができる。今年の年末は南米の残された宿題二つのうちの一つ、ベネズエラのギアナ高地へ。
日本からのそれは果てしなく遠い。
成田からアメリカン航空でシカゴへ。シカゴからNYのJFK空港。2時間のディレイだったがそれでも7時間のトランジットタイムがあったので地下鉄でブロードウェイへと向かった。その昔ここに来た時は17歳だった。すなわち23年前である。当時は日本がバブルだったけれど、国は衰退もしていくのだな〜と思えるように日本の看板は少なく韓国や中国メーカーのものが目立った。そしてより華やかになるブロードウェイを見てアメリカはうまく上昇し続けているのだなとも思った..... Read the rest
そして30代が終わる
あと10分で終わり。
あっという間だったとは思わない。いろんなことがあったし、密度も濃かったし、経験も体験もたくさんした。
それでも、と思う。未だ大人になりきれていなく、永遠と生きていたいし歳なんか取りたくないので、たとえ時間が誰にでも平等だとしても、着実に歳を重ね40代になってしまうのはちょっとやりきれないなあと感じるおセンチな夜。なんてったって、人生の半分が終わりだ。ホントに参ったよ。
いつかはそんなことは思わなくなるのかな。
もしくは今でも旅をして何かを探しているのと同じように、これまでもずっとそうやって、人生を模索し続け、悩み続けるのだろうか。それはそれで困るけれど、それが自分のような気もして..... Read the rest
大雪山ファストパッキング Fastpacking in Mt. Daisetsu
8月2日。
飯豊山から帰宅して、中二日の休憩(というか平日仕事・・・)で札幌へと飛んだ。クレイジー。
ファストパッキングシリーズの最終章は北海道の大雪山。
十勝岳まで行こうぜ!と思っていたらまさかの富良野岳までだった。さすが弘樹・・・・
1999年に日本を自転車で周っているときに、富良野のキャンプ場に自転車をデポして大雪山からトムラウシを目指した。猛烈な悪天候で神様に無事を祈りながら敗退となったのが思い出される。
同じように旭岳ロープウェイの下から湿原を通って旭岳山頂を目指した。
あれから歳をだいぶ重ねたのに今のほうが体力も経験もあり、速度も早く安定感があるのだからつくづく不思議だなあと思う。
眼下には大絶..... Read the rest
飯豊山脈ファストパッキング Fastpacking in Iide Mountain Range
7月下旬の飯豊山脈の記録。もう詳細には資料を見ないとかけないのでダイジェストだけ・・・・(苦笑)
今年の山行や記録はなぜこのように記録せずに終わろうとしているのか振り返るに、おそらくその殆どが仕事で行っていたので、記事がアップされる前に自分で発表してしまうことはダメだという至極真っ当な意識が働き、アップされた頃には次の山行に行っているという具合でこうやってグダグダになってしまったのだなあ。
新潟から村上行きに乗り坂町へ。東京から4時間、地味に遠い。駅前に泊まり翌朝早朝タクシーで東俣彫刻公園そばまで行きそこから歩き始めた。
林道ではアブの襲来に会い、急登では汗だく。しかしいったん稜線に出てしまえばなん..... Read the rest
Yosemite 2015
5月下旬にヨセミテへ。
Coyoteの取材が3泊4日。その後カタログ写真撮影が2泊3日。
今年の仕事は一期一会、ワンチャンス、という認識でやっていたので踏み切れ実現できたように思う。
それにしても今年の春のヨセミテは異常だった。異様な寒さと降り続く雨と雪。
前半の3泊4日はイラストレーターの成瀬洋平くんと写真家の渋谷ゆりさんとトォオルミメドーからJohn Muirトレイルを通ってVogelsangへ。久しぶりの寒いキャンプとなり装備が貧弱で寒すぎて朝起きた。
マーセード川にそって焼けた森を越えLittle Yosemite Valleyへ。
4日は久しぶ..... Read the rest
『職業としての小説家』を読む
新井さん渾身の? 『職業としての小説家』を読む。これまでの村上春樹と違ってかなりリアルな舞台裏な感じ。彼もいつのまにかもう66歳。ここいらで、と小説家のノウハウも含め自伝的に振り返っている。66歳といえど自身を発展途上にある作家と呼び、伸びしろがまだ無限に残されていて、さらなる進化をしようとしている意欲的なところもすごいのだけれど。
ほとんどの村上作品を読んでいるんだけど、実は奥さんが全部最初に読む、という裏話に一番びっくりして意外だったかも。恵まれた読者の話を読んでから、たまたま何度かタイムラインに出てきたFBの公式ページヘの海外のファンのコメントとかも興味深く読んだ。
→ httpss://www..... Read the rest
トラベログ
どこかに行けてないと不安になる。
今月はどこか行ったか、先月はどうだったか、来月は予定はあるか・・・など。
夏が終わりいろいろな予定が終わり年末が見えてきたのでちょっとだけ振り返った。
あ、ちゃんとどこかに行けてるみたいだった。
2015
1月: 平湯、大日ヶ岳でBCスノーボード3日間(友人と)
アルツ磐梯(友人と)
大山登山(息子と)
2月: どこも行かず。娘生まれ息子誕生日
3月: 霧ヶ峰スキー(息子と)
妙高BCスノーボード(友人と)
4月: 川場スキー(息子と)
田貫湖キャンプ(息子と)
屋久島(仕事で)
5月: ヨセミテ(仕事で)
6月: 大峯奥駈修験道(仕事で)
石垣島、小浜島(家族と)
7月: 飯豊連峰(仕事で)
焼岳登山(友人..... Read the rest
信越五岳 2015 ふりかえり
3年前、2012の信越で自分はすべてを出し切った。しっかり練習もしたし、悔いなき結果も残せたし、もう満足だった。
ただ、その振り返りはこのように結んである。
https://www.tabibum.com/blog/?p=2739
「例えばそれは、来年出るつもりはないけど、仮に出たら、ということ。出ないけれど、仮に出たら目指すのは15時間切りだと思うし、できるんじゃないかなーと思う自分もいる。」
今年信越にもう一度、ちゃんと練習して出ようと3ヶ月前に決めた時、目標は必然的にこれにセットされた、15時間を切ること。思えば、少なからず目標に向かって日々練習する、という時間は、しかもこの歳にしてスポーツの目..... Read the rest
5度目の信越五岳110kmへ
2015のメモ。
3ヶ月前に出場を決め、練習を始めた。
ログ(ファストパッキングを走行距離に入れるのは違うような気もするが、笑)
6月:57.5km
7月:229km(内、おんたけ100km、飯豊山ファスパ50km、焼岳)
8月:237km(内、北海道ファスパ70km)
9月:48km(内、丹沢1回)
・ファストパッキング以外では山は焼岳と丹沢の2回のみ。
・トラック練習を3回ほど。
・多摩川ロングラン練習55kmを1回。
といつもとはかなり違った練習となった。走ったようで、じつはそこまで走っていない(笑)最後に体調を崩し、ラストスパートができなかったりもしたけれど、それも含めて今の状況下でやれることはやりきった..... Read the rest