長崎に行ってきた

北米から帰国後、中2日で長崎へ。
前から行ってみたかったんだ、長崎。丘の上に教会がある感じ、島がたくさんある地形、上陸できるようになった軍艦島、どこも行きたいとこばかり。

まず、最初に向かったのは平和記念公園だった。
階段を上がった噴水で、すでに鼻の奥がツーンとした。
「のどが乾いてたまりませんでした
水にはあぶらのようなものが一面に浮いていました
どうしても水が欲しくて
とうとうあぶらの浮いたまま飲みました」

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遠くにはおなじみの銅像が見えた。
僕らが現在立っている、この平和というもの。その土台となっているものは、こんなにもすごいものなんだ。
それはあまりに重い平和で、偶然の平和で、尊くも脆いものなのだろう。

今日..... Read the rest

森を抜けて氷河まで

6時起床。
熱いシャワーを浴びて歯を磨いた。スリープを解除したPCで10分ほど仕事のメールを打ち、充電器からカメラのバッテリーを抜く。ザックを背負って部屋を出る、7時15分前だ、悪くない。
外の空気がヒンヤリと気持ちいい。
車から見た街は、土曜の朝だからなのかとても静かだ。お目当てのコーヒーショップはどこも開いていないようだった。

国道5号線を南下する。
遠くにうっすらと朝焼したマウント・レーニエが見えた。今日の目的地。

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途中のExitで一度降り、Safewayに寄る。
朝食と昼食にとサンドウィッチ、チップスを、街で買いそびれたコーヒーはグランデにした。

167から164へ、Auburnを越え、道は森の中へ。..... Read the rest

シアトルにて

シアトルに来た。
ここも奇遇にも3回目、かも。ほんと2度来た所に3度来る、今日この頃。
イチローさんはアウェイにいるようだ。

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Run Run Run

走っては止まって休み、息がととのう前にまた走り始めた。
ずっとその繰り返し。どうやったって長距離ランナーにはなれない模様だ。

そしてまた走り出す時がきた。今度はしばらく止まれなそう。
さあ、走ろう、走り続けよう。

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時間のいたずら

小さな小さな村へと行った。
Vallfogona de Ripolles。

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友人のXavierとAnnaと8年ぶりに再会するためだ。
Barcelonaに居を構える彼らは、子どもができてからこの小さな村に家を建てた。週末用、ホリデー用の家。
南米を一年に渡って旅した後、都会だけの生活に耐えられなくなり、田舎にも自分たちの空間をつくることにしたのだという。

本当に久しぶりに会うのに、こんなにも自然に接することができるのはなぜだろう。
彼らは僕を家族だと言う。ラテンなノリなのかもしれないが、照れることもなく、ストレートに言ってくる。
ここはお前のスペインの家なのだ、と。
そんな言葉を10年以上も続けられて、本当に兄弟..... Read the rest

坂を抜けて

これぞ世界的な坂の町。
ポルトガル、リスボン。坂の上から赤い屋根が映えること。

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狭い道を走り抜け、遙か道の彼方を目指そう。

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丘に上がると、サン・ジョルゼ城の西側に夕陽が当たっていた。

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ゆっくりと、もったいぶりながら陽は沈み、

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そして最後の晩の月が昇った。

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Now and Then

ユーラシア大陸最西端、ロカ岬へ向かった。

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今日も風が吹き付けていた。
海の向こうにはもちろん、大陸なんて見えなかった。

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人生二度目の最西端。

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↑ あのときの僕は22歳だった。心細かったこと。
↓ そしてあれからちょうど12年がたった。Now and Then.

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早かったか、あっという間だったか。
いや、たくさんのことがあり、密度が濃い時間をたくさん過ごせたと思う。
これから先もそんな高密度な時間を送りたいと願いつつ・・・..... Read the rest

夜のセビーリャ

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世界第三位の大きさのカテドラル。大聖堂。中にはコロンブスのお墓があった。

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イスラム時代に造られた、宮殿アルカサル。
グラナダのアルハンブラとよく似ていた。
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それにしても、アンダルシアはやはり暑かった。
みんながシエスタをとる、15:00くらいが一番暑い。
それでも夜になると涼しい風が吹くのだった。

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スペインの夜は眠りを知らない。..... Read the rest