地震メモ Day6

子どもと奥さんを新横浜駅まで見送った。
駅はかなりの子連れで溢れていてややパニック状態。今日で良かった、昨日チケットを買っておいて良かった。

いろいろな声がある。
冷静に見て健康に影響はない、東京の人が西に行くのはナンセンス、ただの精神的疎開である、とか。それか、逃げろ!という反対の意見も。
客観的に情報を見て、ここ(神奈川)にいても大丈夫だとは思う。今のままならね。でも最悪の状態になったらどうなるのかは、正直だれも想像できないよね。1号機から6号機まですべて制御不能。正しい回答はなく、テレビやメディアでもあの人の言うことは間違っている、という責める意見ばかりで、だれの言葉を信じればよいのかはわからな..... Read the rest

地震メモ Day1-5

かつて我々が体験したことがない事態が、今なのだと思う。
被災3日目になってようやく実感として感じた。何かのために、とか、今後のために、とか、ついつい我々は未来へと担保する癖があるのだが、いま起きていること、この状況こそがまさしくその担保を使うときなのだと思う。なにも未来へと備える必要はない。やりきろう、出しきろう。

こんなこと体験できないと思うので、雑感になるがメモをしておこうと思った。記録はただの自分への記録です。
と、ここまで書いて実はさらに二日経ちいろいろな事がありすぎて記憶が不確かになりつつあるのだが・・・

DAY 1
職場は横浜中区、メゾネットの5階、すなわちビルだと8階くらいの高さか。
ぐらぐら..... Read the rest

SWITCH 1997年 1月号

名前をああでもない、こうでもないと考えてた金曜日の夜。自分の中でとても印象に残っていたひとつの文章を再確認したくなって、本棚からSWITCHのバックンバーを探した。
手に取ったのは1997年1月号。表紙には星野道夫、FORGET ME NOTの大きな文字。
この前年の96年8月8日、彼はヒグマに襲われ他界していた。星野道夫と親しかった新井編集長が彼を1月号の特集として取り上げていたのであった。

「ロシアのカムチャツカで星野道夫がヒグマに襲われて死んだことはただただ悲しい」と始まる一文の下の方にこんなくだりがある。

“途上の人、星野道夫はよくカリール・ギブランの詩を引用した
−あなたの子供は、あなたの子供では..... Read the rest

名前

「名前決まった?」と多くの人から聞かれるのだが、決まってないんですよ。
まー、土曜日くらいには決めようかなあと。せっかくの楽しいイベントなので、のんびりと決めようかと。
最近、仕事もそうなんだけど〆切が近づかないと本領が発揮できないんだよね。決して悩みに悩んでるわけではなく、いろいろな道具やお買い物と結構一緒であれにしようか、これにしようかという時間が一番幸福な時だったりするわけで。なのでけっこうのんき。
すごくたのしいことだよなーと思う。
最初は天からインスピレーションが降ってくると思っていたのだ。前の仕事の企画みたいに。だけど、基本漢字が嫌いで苦手だから、inputがないと人はoutputもできな..... Read the rest

クライストチャーチが・・・

10月に訪れたニュージーランドのクライストチャーチ
9月に地震が起きたばかりで、地震の傷跡が生々しく残っていたのだが、その後も今日まで余震というかが続いていたんだなあ。そう考えるとかなり生々しい。

夏の地震はハイチの地震と同じマグニチュードだったとのこと。でも死者はゼロ。
「ウィークエンドだったのと、早朝だったのでダウンタウンには人がいなかったのさ、ハッハッハ」
あのときタクシーのおじさんが笑いながら得意げに話していたのが印象深い。だがまさかのその後だ。おじさん大丈夫だっただろうか?
一寸先はどうなるか、ほんとわからない世の中だね。

この建物が、数ヶ月後に崩壊するとは・・・
New Zealand 2010

By Royal New Zeala..... Read the rest

息子生まれる、名前はまだない。

babyborn01
めずらしく大粒の雪が近所に積もった日。雪が止むのと同時に陣痛が始まった。
夜になって病院に駆け込むと、そこにはたくさんの妊婦さんがいた。
「みんな雪に呼ばれちゃったみたいね」と助産婦さん。そっか我が子も雪が好きなのか。

朝6時4分。
彼は意外にあっさりと下界に出てきて、大声で泣いた。
父似でせっかちなのか予定より3週間も早く、母似で2,400gとずいぶんと小柄。

親の自覚なんてゼロで、つい10日前までほったらかしで雪の中で遊んでくせに。
陣痛が26時間も続いて、長いなあ、眠いなあ、と心の中で愚痴ってたくせに。
「でてきた!生まれた!」の声に不覚にも涙が出た。実はこの後も一人で何度かじんわり泣いた。

おなかの中は..... Read the rest

滑り納め?

今回が滑り納めかしら・・と思いながら滑った妙高な週末。
2シーズン目の妙高ベースに宿泊し、一日目は杉の原ゲレンデ & 陽一コース。
二日目は雪がずたずたなこともあり、黒姫の予定を変更し三田原に登る。外輪山の中へすべって登り返すこと二回。雪は思ったより良い。さすが標高が高いだけある。

今回はタカ・シンヤ・カッセ・イッコの5人の大所帯。

カメラを回しているので、わたくし登場ゼロ。
途中スローモーションな人がたまに出現(笑)

去年の三田原はこんな感じ。去年もクラストだったね、そういえば。
三田原2010

それにしても美しかったよ。..... Read the rest

中学英語デビュー

避けてはきっと通れなさそうな、英語の勉強でも始めようと思い、買いましたドリル。

中学英文法を修了するドリル。

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中学校のとき、英語なんて世の中に必要ねーと思っていた。だからまったく勉強しなかった。大嫌いだったし。
高校1年のとき、パプアニューギニアに行く機会があって、そこで英語力の重要性に気づいて愕然とすることになる。そしてなぜか翌年アメリカの高校に留学することになるのだが、日本人が誰もいない学校にいきなりぶち込まれ、文法とか分けもわからず話していたから、今でも俺の英語は勘なんだよね。

ということで、中学校にもどって初めてみようと思った。
昨日さっそくプレテストをしたら、結果は「普通の初心者レベル。まだま..... Read the rest

180° south

180 southを見た。
パタゴニアの創始者イヴォン・シュイナードとノースフェイスの創始者ダグ・トンプキンズの軌跡を一人の若者が辿る物語。

旅なのか、環境なのか、過去へのフォーカスなのか。映画全体としては正直ちょっとバラバラ感があったなあと思う。一応主人公と思われるジェフについては、自分が旅人ということもあって感心したものはあまりなかった。雪山の練習を一度してねーのか!と怒られてたときに、そりゃそーだー!と怒っていた人に同調してしまった。それなのにその雪山に登るのが10年の夢とか言ってはいけないね、と。

やはりこの映画ですごいのは、仙人のように悟りを開いているかのようなイヴォンと、口数少ないけど信念..... Read the rest

バカな行為をしに・・・

青森で友人と滑ったときに、首都圏から現地に移住した友人が言っていた。
「今は家からスキー場が30分くらいだけど、あっちにすんでいる頃は平気で4時間とかかけて行ってたな〜。あんなバカな行為、今思うとホント信じられないよ。もうあっちには住めないなあ」

確かに。雪が身近にある地域の人から見たら、ほんとバカな行為に移るのかも。
今日の該当行為は、行き4時間、帰り4時間、滑りは午前券、かかるお金は1万円。
でもこんなに降っていると我慢できないのも事実なわけで・・

3時に家を出て、かぐらに向かった。twitterのつぶやきで、前日の夜は大雪、そのまま降り続くパウダー予報はわかっていた。
7時、リフト券を買いロープウェ..... Read the rest