Boom!

地震後のゴタゴタのさなかに、なんだか勇気づけてくれるJR九州のCMがあった。
主題歌はJ-Waveから日々流れてきて、ハーフのスウィーディッシュの歌声も心に響いた。シングルも、昔のアルバムもiTunes storeで即買した。
仙台に彼氏と住んでいたマイア・ヒラサワ、曲の中にもSendaiとか出てきて意味もわからずいい。
今でも走るときに、よく聞いている。今年の信越ランニングのiPod songはこの曲かもなあ。(去年はハナレグミとブルーハーツだった)
ちなみに最近アルバムが出たみたいだ。

数日前にそのCMがカンヌの広告賞の金賞をとったらしい。
いいものは世界で評価される時代なんだなあ。

何度見てもいいね。..... Read the rest

110km走ります(はしれたら・・・)

何の因果か、走るのだいっ嫌いなのに、今年も信越五岳のトレイルランニングレースに出ることになりました。二年前から距離は10km増え、110kmに。一昨年はまぐれ的に完走した。今年はとにかく体の劣化が半端ない。
以前は毎週末のように、山やら海やらに出かけ運動していたんだけど、子どもが生まれてからはそうもいかなくなり、そして体はどんどん劣化するばかり・・・

だからダイエットもかねて、劣化予防もかねて、平日に二回は走り、週末に一度は運動し、週の運動回数を3回にするところから始めたい。

上記は友達が作ってくれた前回のビデオ。
ぼちぼち心の準備からはじめますかのう・・・あーやだやだ。..... Read the rest

雨の樹海へ

4ヶ月になったムスコと一緒に、雨の青木ヶ原樹海へ。

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雨の森は美しい。たくさんの霧と苔。どこからともなく、ミソサザイやシジュウカラの鳴き声。

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彼は不思議そうに終止周囲を見渡し、きょろきょろと何かを感じ取っていた。
父の好きなこの場所をきっと気に入ってくれたに違いない。

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より大きな地図で 樹海 を表示..... Read the rest

地震メモ あれから3ヶ月

あの悪夢のような地震からちょうど3ヶ月となる10日の夜。友人8名車2台で宮城に向かった。3回目のボランティアで、ボクともう2人の友人以外の5名は初の宮城入りだ。

思い返せば、最初に行ったのは地震発生から16日目で、シンヤと二人だった。
→ https://www.tabibum.com/blog/?p=1858

その後41日目に今度は4名で向かった。
→ https://www.tabibum.com/blog/?p=1898

3回目の今回は、アメリカに出張したりでバタバタがあり、あの日から3ヶ月目の久しぶりの被災地入りとなった。
声をかけたらその友達もということで8人も集まってくれて、なんだかとてもうれ..... Read the rest

SLC

ブログの放置っぷりが半端ないのだが、先日SLC、アメリカはユタのソルトレイクシティーに行ってきた。

アメリカは今年異常気象らしくて、毎日雪のオンパレード。5月下旬で雪って、いくら何でもすごいなあ。
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雪の中のコヨーテを見た。
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こんな美しいトラックが残されていたのだけど、ごちそうを前にしてお預けとなった・・・・
次は滑ってきたいなあ〜
slc3..... Read the rest

深田久弥 終焉の山

思えばアウトドアフィールドに出かけたのは三ヶ月も前だった
あれから子どもが生まれ、大地震がおこったりでなかなか出かけられなかったのだけど、このままでは体が錆びてしまう、カビてしまうと思ったので久しぶりの山登り。

一人向かったのはあまりにも有名な日本百名山の著者、深田久弥が亡くなった山、山梨県は茅ヶ岳。1971年3月21日、彼はこの山を登山中に脳溢血で急逝したのだった。
山には緑はほとんどなく、まだ春は足跡程度しか聞こえていない。

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約800mのアップで金ヶ岳へ、そして茅ヶ岳へダウンとアップ。
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標高は1704m。日本二百名山に含まれているのだが、マイナーなので人はしごく少ない。
まるで秋に行った小楢山のよう..... Read the rest

Shibuya at night

渋谷の夜はもう明るいんだ、と誰かが嘆いていたんだけど、そんなことは決してなく今夜も渋谷は暗かった。

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暗い渋谷は美しい。
暗い渋谷は素敵だ!
そんな渋谷はけっこう好きだよ。..... Read the rest

はる

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気がついたら、いつのまにかはるがきていた
そんなの知っていたけど、手放しで喜ぶことができず
きっとみな知らないふりをしていたんだ

けれど、さくらもとっくに散って
いたるところで新芽がはえて
ようやく正面からそれを見つめようとおもったんだ

きせつは巡る
よるには虫がなき
半袖でで出歩ける日もふえた

なにがあろうと起ころうと
時間だけはだれにでも平等だ
まいにち日がながくなり
夏なんてきっとすぐに過ぎ去るにちがいない

さあ、そのじかんとこころを一緒に前にすすめよう

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おっさんになる

ようやく気持ちもちょっと、状況もちょっと、落ち着いてきたので、地震以降はじめて地震のこと以外をエントリーしてみよう。

沢木耕太郎がおじさんというか中年になったと感じたのは生命保険に加入した瞬間だったという一文をすごくよく覚えていて。
今まで雪山用の遭難保険以外の保険とは無縁に生きてきたのですが、いわゆる生命保険に先日加入したのです。これでオレも正真正銘のおじさんなんだなあ、としみじみと思ってしまった。

でも意外と肩の荷はちょっとおりて、山や交通事故で死んでもひとまず子どもは生きていけるかと思ったらとても気楽になったのも事実としてあり。自分の年齢というか歴史というかが先の方に一段階進んだのかと、複雑に..... Read the rest

地震メモ Day 41 再び宮城へ

道路はえらく波打っていた。前回と違うのは、福島の道路が波打っていたこと。最近の「福島浜通り」「福島中通り」をまるで集団リンチのようにたたく地震はひどいもんね。その影響が東北道にも顕著に出ていた。

金曜日の夜に出て、土曜日の早朝に着く。またしてもたった二日の宮城県でのボランティア。あれからもう一ヶ月以上がたつのに、景色は相変わらずシュールだった。
流された巨大な鉄骨の橋、積み上がったがれきの山。傾いた信号に、くしゃっと丸められた自動車たち。

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3週間前に比べて、明らかに瓦礫は片付けられ、たくさんの支援物資が入り、燃料も行き届き人の行き来もたくさんあるけど、ここはそう簡単には変わらないのだなと思った。

丸二..... Read the rest