2007 Autumn

テロとの闘いってなんだ？　＠9月12日

拝啓　安部総理大臣さま。
最後まで楽しませてくれありがとう。
政治に不振をもたらしたけど、関心ももたらし、もしかしたら日本の未来を独裁政党制から脱却させる陰の功労者として名前を刻むかもしれませんね。
いや〜笑っちゃうほどダメだったな。

それにしても、政治家の先生方に聞きたいんだけど最近しきりに連呼する「テロとの闘い」ってなんですか？ガソリン給油がそんなに大事？
闘いって、俺たち戦争挑まれてもないし、攻撃されてもないし、オームのテロでやられたけど、国外からのテロは受けたことがないような記憶なのですけど、どうでしたっけか？
戦ってるのはアメリカですよね。911は非常に悲劇的で決して肯定されるべきではないけれども、あれがやられたとき、ついにそこまで来てしまったか、と思いました。

イランにもシリアにも、レバノン、ヨルダン、イスラエルとパレスチナにも行きました。やさしい人で溢れている中東という地で、テロという形で、自爆という形でしか意思表示ができない悲しさ、最終的なせっぱ詰まった思いをたくさん感じました。
それを反省もせず、攻撃であがない、その行為に同意して給油が大事大事と訴える先生方、ちょっと３日くらい島にでも行ってゆっくり考えてくださいな。

イラクでは毎月1,000人以上の市民が今も死んでいるんですね。1,000人です、毎月です、異常です。
パキスタンにアフガニスタン、イランにイラクの混沌。だれがこれを作り出したのでしょうか。
今さらフセインだなんてもはや誰も言えませぬ・・・

自然中毒　＠10月12日

カフェインに麻薬、タバコにアルコール。
中毒って言葉はなんか悪いことが多い。
自然中毒だなんて聞いたことがない。でもこれって体には良さそう！

今は都会で暮らしてる。オフィスにこもって、ほとんど外に出ない日もある。自然は刻一刻動いているんだろうけど、田舎に暮らしているときほどそれを感じれる場面は少ない。ま、当然だけどね。
「山では紅葉が始まってる」仕事でそんな文章を書いていたら、無性にその山とやらに行きたくなってきた。
行き先は奥日光。日光って俗っぽいって思われていて、あまりよくない印象を持っている人もいるかもしれないけれど、日光の自然は本当に素敵です。学生の頃から何度も足を運び、未だに大好き。
緑のトンネルをくぐり、思いっきり空気を吸い込む。ああ、求めていたのはこれだ！と思った。目に見えない何かを体が吸収し始める。そして体に浸透する。
久しぶりの深い緑。
やはり一ヶ月に一度くらいは、この自然を吸収しなきゃダメみたい。なので自然中毒者。それも濃いめではないとだめな模様。
来月は雪の立山。もうじき山は雪で閉ざされる。