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2004 Autumn

@9月25日

忙しいと、日が経つのが本当に早い。こんなに早く人生が終わっていってしまったらいやだなあ。前に、フィリピンのパラワン島に行ったとき、島での時間の流れがあまりにも遅くて、ここに住んでいたとしたら、例え40年しか生きなくても、日本での100年くらいの時間に匹敵するのでは?なんて思ったりもしたけど。ほんと日本にいると時間が経つのが早くて困る・・・
いつの間にか、近所は秋真っ盛りで、田んぼの稲はほとんど刈られてしまった。柿もドンドン落ちて、広葉樹も次々に裸になっていく。彼岸花も枯れ、ススキが穂を開く。
話は飛ぶけど、北海道のニセコに5日間行っていた。北海道か長野にいつか住みたいと思っているから、少しは下見もかねてね。いや〜いいとこだった。全国からいろんな面白い人達がニセコに集結してきているのもわかる気がする。3日間お世話になったサヒナキャンプ場もキャンプ場の概念を変えてくれるところだったし、イワオヌプリや羊蹄山もそれはそれは美しかった。
勝てねえな〜、ってつくづく思った。北海道の持つその雄大さ、地理的優位性。関東甲信越の自然がどんなに背伸びしても、敵わない何かが、あの北の大地にはある。
「思い切って北海道に住んじゃいました。」そんなことをフト言ってみたくなった。


@10月13日

前回に引き続き、何をしていたのかわからないほど時間(とき)が目まぐるしく動いていく。時間軸がどこか違う国に行きたい。
南米に行きたい。グアテマラの語学学校に入ってさ、おしゃれなカフェでコーヒーすすりながらスペイン語の復習をして、ラテンなオネーサンとチャットして、ボケーっと笑いながら陽気な祭りを見て、カリブ海を渡る船に乗りコロンビアに渡り・・・・
これって現実逃避?想像してたらちょっと幸福になれたからいいや。
ウズウズ・・・
最近は、なんだかおかしなくらい雨が降る。いい加減にしてくれーってくらい降る。もう晴れ間なんて見れないんじゃないかってくらい降る。いったいどうしちゃったのだろう。
四季の移り変わりでも記録しよう、そうだ「四季ノート」でも作ろう、なーんて意気込んでいたのにまだ作っていない。 そうだなあ、それに書くとしたらなんだろう。
「秋の虫(なんだろう)が結構夜鳴いている。カキは全て落ちた、ちぇっ食いはぐれた。全ての稲は、刈られて干されて脱穀された。富士山5合目では紅葉が8分、ナナカマドがきれいだ、つい先日初冠雪したらしい。晴れたら澄んだ空の富士がきれいだろうな」

@10月21日

とっても眠い、今日この頃。
今住んでいるところは山の合間なので3時半に日が落ちる。早い! 別にそれとは関係ないんだけど、なんだか眠いや。
この間、富士山が初冠雪したって書いたけど、初冠雪はじつは一昨日10月19日だったみたい。初冠雪には定義があって、夏の最高気温の日の後に降った雪で、かつ甲府の気象台から富士山に雪が付いていることを肉眼で確認できなければいけないんだってさ。10月8日にの雪が降って、富士吉田からは確認できたのに、甲府からは雲で見えなかったから初冠雪にはならなかったらしい。面白いね。
家の前のカキは全て落たとも書いたけど、渋柿がたくさん生っている木を川の脇で発見したので、今日たくさん採ってきて渋抜きをしている。なんでもヘタに焼酎を塗って、ビニールに入れて密封して一週間おくと渋みが抜けるとのこと。今から楽しみだ。

@11月19日

これを書くのも一ヶ月ぶり。でもワードを開けたら「11月2日、我が家からの日の出、6時26分。ずいぶんと遅くなったものだ。」と書きかけの文章が残っていた。多分その日起きて、日の出に感動したときに書いたのだろう。
さてさて、今日は久しぶりののんびりとしたおやすみ。最近の休日は、小川山クライミング、30m竪穴ケイビング(弓射塚氷穴)、20m竪穴ケイビング(本栖風穴)と立て続けに精を出していたから、やっとのんびり充電できた感じ。こういうのも大事だな。3時に昼寝をしたから、午前1時、まだ眠くない。
今日は家を探しに行った(引越ししなければいけないのだ)。3Kの古い平屋で5万円。田舎にしては、富士宮はなかなか高いほうだと思う。でもって、今は結構悩んでいるのだ。町寄りに住むべきか、町から遠くに住むべきか。
今までは、地方都市に住むのが理想的だと思っていた。松本とか長野市とか、今でも住みたい町の一つだ。
なーんもない田舎で若いうちから仙人のような生活はいやだ、だから町に程近いところに住むのがいいんだ、と。でも、今現在は町の外れに住んでいて、不便は不便だけど、こういう田舎らしいとこが気に入っちゃっているのだ。
家の前は用水路。その前は田んぼ。家の横には自分の畑。車はあまり通らないし、散歩すると、おばあやおじいと昔話に華が咲く。そうなんだよ、オレが住みたいのはたぶん、トトロみたいな家なのだ。
でも、そんな物件は不動産屋にはない。だから、今日は家がまばらなのどかな地域を、空いてそうな家を探しながら車でウロウロ。でもこれってかなり不審者だよな。
風呂あがりに畳の上で大の字になってウトウトできないような、寒い日々がやってきている。冬の訪れは近い。  

 

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